皆さまが水回り設備に求める理想は何でしょうか。頻繁に利用する場所というのは、些細なことがストレスに感じてしまう恐れのある場所になり得ます。
「もう少しキッチンが広ければ調理しやすいのに」
「毎日お風呂掃除してるの、もうちょっと楽にならないかな」
「意外とウチのトイレ狭いかもしれない」
「洗面所が片付かないなぁ」
暮らしと密接に関わる水回り設備だからこそ、快適に利用できる空間にしておいて損はありません。とくに近年の水回り設備はひと昔前のものと比べて、様々な＋αの機能が増え、節水力やお手入れのしやすさが向上しています。入れ替えるだけで豊富なメリットを感じていただけることでしょう。
しかしあれもこれもと便利機能をプラスしていっては、コストばかりがかかってしまいます。まずは今お客様が水回りに関して悩んでいることと、それを解消できるリフォームが何なのかを考えることが大切。予算内で実現できる範囲はどこまでなのか、導入後の使い心地はどうなるのかは、当社がしっかりと見極めます。
■水回りリフォームのアレコレ
○キッチンリフォーム
お料理が好きな方は、キッチンの使い勝手やデザイン性などに注目されます。幅・奥行・収納力など、一通り確認してデザイン選び、という方も多いですが、もう一歩踏み込んでキッチンスペースを考えてみると、さらによいリフォームが叶います。
まずは調理動線です。普段の調理スタイルをご想像ください。キッチンのレイアウトは多数ありますが、家電の位置は？ゴミ箱の位置は？リフォーム後はいつもと異なる環境での調理となります。「このキッチンレイアウトだったら……」と考えて設計することが大切です。
もうひとつはキッチン台の高さ。この高さが身長と合っていなければ、肩や腰に負担がかかってしまいます。高すぎず低すぎずの設定をしておきましょう。
○バスルームリフォーム
バスタイムを充実させるアイテムとしては、浴室暖房機や乾燥機などがあります。冬場のお風呂が苦手な方や、湿気にお悩みの方は導入を考えてみてはいかがでしょうか？普段のお手入れをもっと楽にしたいという方は、自動洗浄機能付きのものを選ぶとよいでしょう。
またバスルームは老若男女問わず、転倒事故の危険性が高い場所でもあります。手すりの設置や滑りにくい床材への変更なども可能ですので、ご家族全員が使いやすい空間であるかどうかを考えてリフォームを行いましょう。
○トイレリフォーム
近年はどのメーカーも「節水力」と「抗菌・防汚性」に注力しています。そのため最新のものに入れ替えるだけで、トイレによくある「節水したい」、「汚れが気になる」といったお悩みは、ある程度解消できるようになってきました。
もちろんその他便利機能も豊富ですので、機能性や利便性を求める方はお気軽にお問い合わせください。見た目にこだわる方は、タンクレストイレなどのよりスタイリッシュな便器はいかがでしょうか？省スペース設計で、空いた空間を自由に使えるようになります。
○洗面所リフォーム
最近はどのご家庭でも洗面所が家事室としての機能を持っています。脱衣所や洗濯室として兼用している方も多いでしょう。その場合は洗面所に物があふれる傾向にあります。
利用目的が多ければ多いほど「収納力」が大切です。洗面所の収納力は十分ですか？「十分でない」と感じる場合は、新たな収納棚の設置や、洗面台そのものを収納力のあるタイプにするとよいかもしれません。デザイン性重視の方は、カウンター・洗面ボウル・収納・扉・水洗金具を、お好きな型にカスタマイズすることも可能です。
